(Just Like) Starting Over (John Lennon)
Paul McCartney は「誰か」を主人公としたラブソングを作れます。以前にも書いたと思いますが、ソングライターとしては Paul の方が断然優秀なんでしょう。
その点、(ある時期以降の) John のラブソングはすべて Yoko に向かって歌われたものと言っていいでしょう。この歌もそう。映画「イマジン」を見れば、この歌が歌われるまでに John と Yoko の関係がどのような時を経たのか、なぜこの歌が歌われたのか、とってもよくわかります。
私がDouble FantasyのLPを買ったのは、John が亡くなった直後、私が高校生の時。その頃にはこの曲を聞いても、ここに歌われていることがまだ全然わかっていませんでした。でも、John がこの曲を歌った歳をちょっと過ぎた今、この曲を聴いてこの曲の歌詞を読むと涙が出そうになります。
アーティストが、自分自身の人生をこんなにストレートに歌う事の出来た、いい時代だったんだろうな。そう思います。そして、だから私は Paul よりも John が断然好きなのです。
