バラード4番 (Frédéric François Chopin)
今日の夕刻、また私たちのキャンパスの一角にあるホールでコンサートがありました。Art at Tokyo Tech と題された芸術イベントの一環です。
今日の第一部では、現在本学の博士課程に在学中の学生がピアノを弾きました。それを聞きながら思ったのは、「やはりプロと呼ばれる人はすごいんだ」ということ。
彼は小さい頃からピアノを弾いているしリサイタルも開いているそうで、巧かったと思いますし、ミスタッチも少なかったと思います。ただ、過去に同じ場所で同じピアノで、クラシックの「プロ」としてやっている人の演奏を聴いているからでしょうが、今日のピアノは音がとても平板に聞こえるのです。ホールにグランドピアノを置いて弾かなければわからないような差なのかもしれません。でも、ピアノは指が回るだけじゃダメなんだな、と改めてその奥深さを(逆に)思い知らされたコンサートでした。
以前、ジャズとクラシック両方をやるピアノの「プロ」の人に、クラシック専門でプロとしてやっている人はなんといっても練習量が圧倒的に違う、という話を聞いたことがあります。ある程度のレベルまで行くと最後の最後はそんなところが効いてくるのでしょうか。
ただ、なにはともあれ、こうして仕事のことも生活のことも一切忘れて、音楽に浸って音楽のことだけを考える時間があるってことは、とても幸せなことだな、とも思って帰ってきました。