« 2007年01月 | メイン | 2007年03月 »

2007年02月24日

テレビゲームと研究

「テレビゲームする外科医は腹腔鏡手術が上手と 米調査」 (cnn.co.jp)

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200702230028.html

この手のニュースが流れるたびに、こういうことを真剣に研究する研究者がいるんだなあ(特にアメリカには)、と感心します。

「感心」という表現には微妙な2側面が含まれていて、半分は「あきれて」いるに近いものです。いわゆる「正統派」の研究者はやらないだろうな、という意味合い。しかしもう半分はその着想の奇抜さに正直に驚いている自分が居ます。例えば今回の研究は、明らかに「腹腔鏡手術」をうまくおこなう技能と「テレビゲーム」で高いスコアを出す能力の間に、「空間能力」という共通点を認めたからこういう発想に至ったのでしょう。それは言われてみれば確かに納得できるのですが、とても自分では思いつかない結びつきに、正直に感服している自分もいるのです。

「テレビゲーム」というキャッチーなトピックを扱う事にはそれでも慎重にならないといけないな、とは思いますが、一方で後者のような発想の斬新さは私たちの仕事に本来必要なもの。見習わなくてはならないな、とも思うのです。

投稿者 umemuro : 10:45 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月21日

小さな別れ

最近いろんなものを粗大ゴミとか不燃ゴミとかで捨てる機会が多くなっています。

なんの思い入れの無いものでも、例えば電気屋で適当に安いものを選んで買って来た電気ポットでも、10年近くも毎日一緒に暮らしていれば、私の生活を支えて来てくれたもの、親友みたいなものです。だから、たとえそれが本来の「おいしいお湯を供給する」という役割を果たさなくなってしまっていても、不燃ゴミのビニール袋に入って外に置かれている姿を見るのはなんとなく悲しい感じがします。

だから「長い間ごくろうさま。ありがとう。」と声をかけて、振り切るように朝出かけてみたりします。

そして夜帰って来て、朝それが居たゴミ置き場が空になっているのを見ると、もう一度なんとなく胸が痛くなる感じを噛み殺して、家のドアを開けるのです。

私が滅多に身の回りのものを買い替えないのは、(そして使えなくなったものでもぐずぐずといつまでも持っているのは、)私のそんなメンタリティに遠因があるんだろうな、と思っています。

投稿者 umemuro : 00:32 | コメント (3) | トラックバック