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2006年07月18日
Cultural diversity
そんなわけで1週間+ほどオランダを旅して来た。
毎回旅行(特に海外旅行)はいろんなことを考える良いチャンスなのだが、今回一番強く印象に残ったのは、文化の多様性、ということ。
文化の多様性について考えるのはそれはそれで良いことなのだが、今回問題なのは、それがストレスに感じられることが多くなって来たことに気づいたということである。
それは言葉を変えれば、多様な文化に対する許容度が低くなっているということに他ならない。10年〜20年前には、「世界にはいろんな文化があるんだ」と感動し、それを幅広く受け入れようとする自分が居たように思う。それが、今では様々なことにイライラしたり腹を立てたりしている自分に気がつく。「なんでこいつらはルールを守れないんだ?」「なんでこいつらはこんなにあつかましいんだ?」。これは何も日本と外国の文化だけでなく、同じ国の中にいる"いろんな"人に対しても当てはまるように思える。例えば日本でははたしてそんなに急速にモラルが崩壊しているのだろうか?
これは私のような職業に就く者としてはある意味非常に深刻な問題である。大学はもはや日本人の学生だけを相手にビジネスをする時代を終えつつある。それどころか「新しい知は異文化が衝突するところにのみ生ずる」という副学長の言葉を聞いて感銘を受けたばかり。知らず知らずのうちに全くもって進むべき道と逆をふりかえっている自分に危機感を覚える。
旅行中こんな話をしたら、ある研究者の方に「それは加齢の効果だと思います」と言われた。つまり、歳とって保守的になってきている、ということか?
今回オランダを鉄道で旅して驚いた。驚くほど時間に正確。タクシーの運転手が言っていた。「オランダ人は、いつも鉄道が1分遅れたと言って文句を言っている」。
オランダは住みやすそうな国だな、と思った。

投稿者 umemuro : 2006年07月18日 23:19
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