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2006年03月30日

未熟

私はもともとわがままで短気な性格だと思っています。他の人にも自分でそう言っています。
でも、ここしばらく、ついカッとなってしまうことが多いような気がします。
怒ることは人間には必要なことだと思いますが、一方でもう不惑の歳。感情をきちんとコントロールできないようでは人間として落第です。
そんなこんなでついカッとなっては酷い自己嫌悪に陥る、というパターンが目につくようになって戸惑っています。
人間として未熟です。

投稿者 umemuro : 00:02 | コメント (1) | トラックバック

2006年03月28日

卒業式

やはりこの仕事をしていると、今日はとてもうれしい日です。(卒論・修論を終えた日と並んで。)
でも、今年の今日はそれと同時に、とても寂しい気持ちがずっと心の底に巣食って消えませんでした。学部生が1人、修士が2人、研究室を去って社会に出ます。
一年間研究を一緒にやって来たら、もう教員・学生というよりはともに苦労した仲間、戦友といった意識です。ましてや修士課程の学生はもう2年も3年も一緒にやってきているわけです。明日から、研究室に彼らが居ないという事実を受け入れるまで、しばらく時間がかかるだろうな、と思っています。
もちろん、彼らにとって晴れの人生の一歩。そしてこれから、今まで味わったこともないいろんな苦労も、そしてもちろん楽しいことも、いろいろ出会うでしょう。今は彼らがそういったことをひとつひとつ踏みしめながら良い人生を積み重ねることを、そしてそのためにこれまで研究室で学んだ精神が少しでも役立つことを、心から祈るのみです。

卒業おめでとう

投稿者 umemuro : 03:25 | コメント (2) | トラックバック

2006年03月26日

土足から逃走までの構図

かねがねから気になっていたのですが、古くは Indiana Jones シリーズ、近いところだと Mummy などの映画の中で登場人物がやっていることは、共通して
(1) 自分たちの母国でない異国へ乗り込む (「土足」)
(2) その国の人が長い年月守り継いで来た「遺跡」をこじ開けたりつぶしたり燃やしたりしてめちゃくちゃにする(「蹂躙」)
(3) 馬(車)に乗って高らかに笑いながら去っていく (「逃走」または「あとは野となれ山となれ」)
という構造をもっているように思えます。これは視点を主人公におけば「命がけの大冒険」になるのかもしれませんが、視点を彼の地の人々においてみれば「他所から来た人でなしどもの無法」以外の何ものでもないのではないか、と何年も思って来ました。

実際の歴史においては、近代国家(日本を含む)が「近代国家でない国」に「探検隊」を送り、遺跡を「発掘」して埋蔵品を持ち帰る、といったことは、おおっぴらどころか国の威信をかけて国家元首命でおこなわれてきたことで、そういう「伝統」のある欧米では抵抗が少ないのでしょうか。そうして持ち帰られたさまざまなものが欧米の美術館へ行くと「美術品」として展示してあるのですが、そういったものよりも、キュレーターがきちんと「買って」来たり寄贈されたりした近代以降の美術品の部屋の方が居心地が良いのは私だけでしょうか。エジプトの mummy の展示室なんか、墓暴き以外の何ものでもないなあ、と思うのですが。

かねがね私の頭の中にあったそんな疑問に、今日初めて「反論らしきもの」を耳にしました。なんとなく点けていた NHK特集「新シルクロード」総集編の中の話。11世紀に描かれたと思われるトルファンの壁画を20世紀に発見したドイツ人探検家いわく、「この壁画をはぎとって持ち帰らないことこそ罪だと考えた。この仏教美術は、当時彼の地を支配していたイスラム教に偶像崇拝と見なされ、破壊されるかもしれないからだ」とのこと。ふーん、と思いましたが、それにしては列強諸国がこぞってはぎ取っていき、今では世界中に散らばっていて現地には何もないというのは、どうにかならないもんだったんでしょうかね。まあ時代が時代だったのだと言えばそれまでなのかもしれませんが。

しかし話は違いますが、私の出身高校の社会の先生は変わり者で、20年以上前に、1学期の試験は白紙にアメリカの地図と州境を描き、州都を書き込め、というもの。2学期は中国地図と省+自治区と省都。3学期はインド。当然新疆ウィグル自治区の場所と形も描かされました。当時はなぜヨーロッパではなくて中国とインドなんだ?と思っていましたが、今あれで助かっている同級生はいっぱい居るだろうな、と思います。

トルファの回廊からひっペがされた壁画をCGで再現したもの

投稿者 umemuro : 22:54 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月24日

3月...だって??... しかももう終わり???

久しく日記を更新していないなぁ…と思っていたけど、なんと2ヶ月も間があいてしまっていたとは...

思えば、今年はタフなテーマの修論2本を抱えて、年が明けてから万全の体制で修論・卒論シーズンに臨んだはずでした。余計な仕事や自分のためだけのことは極力排除して、自分の全ての時間と体力を2人の修論と3人の卒論に当てられるように。

しかしふたを開けてみれば、1月と2月は、必死にがむしゃらにやっているうちにあっという間に過ぎ去ってしまいました。別に予期しない仕事が入ったとかそういうことでもなく「予定通り」だったはずなのに、なんであんなにいっぱいいっぱいで修論・卒論指導していたんだろう? 途中体調悪かったことも確かだけど、体力も落ちてきているのかなあ(ダイエットの負の副作用か?)。本当に4年生が全員優秀で救われたわ...

3月は、1月2月の反動からか不調を引きずってか、生産性最悪。実は今回の日記のタイトルの前半は3月最初から頭にあったのに、実際にここに書くまでさらに3週間が過ぎてしまった。

それにしても、もはや今年の1/4が過ぎようとしているという事実に、ただ呆然としています。

某日の昼食の$4の Chow Mein

投稿者 umemuro : 00:32 | コメント (0) | トラックバック