« 2005年01月 | メイン | 2005年03月 »

2005年02月11日

ネオコン

といっても、ブッシュやチェイニーの話ではありません。
この日記を読んだ人はもうお分かりだと思いますが、私は平和問題とか教育問題とか女性の社会的地位などといった社会問題に関しては、かなりリベラルな方なんだろうと思っています。それはずっとそう思っていました。
ところが最近、こと自分の本業である大学の教育とか研究とかに関しては、実はかなり保守的なのではないか、と思い始めました。大学における研究の価値観とか、大学教育の目的の理念とか、輩出する学生の理想像とかについては、古くから大学の世界で"大切に"引き継がれて来た価値観に浸かっている -- と言うかいつの間にか凝り固まっている -- のではないかと、最近の自分の発言などから省みさせられることが度々あるようになりました。
一方で、大学をとりまく環境は大きく変化しつつあります。産学連携、地域に開かれた大学、生涯教育などなど。私たちの大学でも社会人博士課程が始まって本格的に社会人を受け入れる様になってもう何年も経ちますし、うちの専攻周辺でも2年前に始まった知的財産講座や、この4月に本学MOTとしてスタートするイノベーションマネジメント研究科(通称イノマネ)など大きなうねりがあります。私なんかきっとイノマネへいって本格的に社会人を相手にし始めたら、きっとすぐに齟齬をきたすんだろうな、イノマネへ行く先生方は偉いなあ、などと思う今日この頃です。
というわけで、私の中に見つけた保守性(コンサバティズム; conservatism)の話でした。え?何に対して「ネオ」かって?それはご想像にお任せします。

投稿者 umemuro : 01:55

2005年02月09日

Very 日本人

今日の電車の中で、おもしろいものを見ました。
最近電車の中で口元を隠して携帯電話で話をしているバカをぽつりぽつり見かける様になりましたが、今日私の前に座っていた女性は、ポケットから着信している携帯を取り出すと、イヤホンマイクをつないで耳に入れて、イヤホンの途中に付いている小さいマイクに向かって話し始めました。片手でマイクを握りながら、片手で電話機本体を自分の前にしっかり持っているので、別に「電話で話していないふり」をしようとしたわけでもなさそうだし、FOMAでもなかったのでテレビ電話でもなさそうです。なんでこの人はこんなことをしているのかな、としばらく考えました。
私が考えて出した結論は、この人は「理由はわからないけどそういうルールらしいからやっちゃだめだ」「でも(私の勝手な解釈によれば)こうすれば別にそのルールを守らなくても良い」という、2つのきわめて日本人的な思考を体現していた、ということです。すなわち、まず「電車内での通話はご遠慮下さい」と言われたとき、なぜダメなのかというルールの意味を考えようとしない。話す声が他人に迷惑だと言うことになれば、口なんか押さえたってガンガンにしゃべてれば意味無いし、ましてや今日の人みたいにイヤホンマイクを使うことに何ら本質的な効果はありません。一方で、最近車の運転中の携帯電話の使用が禁止されましたが、どうやらイヤホンマイクとかハンズフリーキットを使えば話しても良いらしい(だいたいこれも大問題だと思いますが)、という情報をどっかで聞きかじったのでしょう、なぜかそれがごっちゃになって「私はこれだけ努力(あるいは遠慮)しているんだから、ちょっとくらいいいじゃない!」という、きわめて日本人的なエゴイスティックでいやらしい他人への甘え全開になっている。(この二つ目の甘えの道をとことん極めたのが、いわゆる「オバタリアン」ですね。)
というわけで、私の理解では、その女性の一見不可解な行動は、実は彼女がとても日本人だったということにほかならない、というところに落ち着いたのでした。
駅にて

投稿者 umemuro : 23:36

2005年02月07日

一応近況報告...

ああ、また更新がとどこおってますね。
1月の末から引いた風邪が、どうもちょっと良くなったりまた悪くなったりを繰り返していて、いっこうに良くなりません。休める時には休んでいるんですが、みなさんご存知の様に今は大学のトップシーズン。卒論・修論の発表+授業の期末試験などあって、「他の11ヶ月休んでも今だけは休めない」(本当か?)という時期なので、おちおち2、3日休む訳にもいきません。
というわけで、今日は修士論文の発表の第一日目。いろいろとありましたがなんとか終わって、明日も朝から夕方まで学生諸君の力作の発表が続きます。そんなわけできょうのところはこの辺で失礼して休みましょう。
...ああ、ほとんど情報量のないエントリーだった...
冬でも常緑樹

投稿者 umemuro : 23:39