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2004年11月05日
2つのアメリカ
私がオハイオ州に住んでいた時、地元の人と「ここでは(黄色人種である)私にもみんな親しく話してくれるし、良くしてくれる。本当に住みやすいところだ。」と言う様な話をしたことがあります。その時地元の人が言った事でとても強く印象に残っているのは「うん、でも(すぐ隣の)インディアナの田舎に行けば、状況は全然違うよ。」といった事でした。その時はそれ以上突っ込みませんでしたし、結局私は今日までインディアナ州に足を踏み入れた事はないままなのですが、この時の事だけははっきりと記憶に残ったまま今日に至ります。
アメリカの大統領選挙が終わりました。共和党と民主党が獲得した州の色分け地図(例えば asahi.com のもの)を見ると、実にきれいに分かれています。西海岸、南部を除く東海岸、そして中西部が民主党、残り全部を共和党。このうち中西部を見ると、最後まで僅差で暫定投票でもつれたオハイオを除けば、民主党一色の中でインディアナだけがポツンと共和党になっているのが目につきます。このことが、上に書いた事を私に思い出させました。
私はアメリカに行く度に、(東京近辺の暮らしと比べて)快適な所だと言ってばかりいますが、よくよく考えてみれば、私が足を運ぶ場所はほとんど今回の勢力図で言えば民主党が勝った場所ばかり。実はその向こうに私の知らないもう一つのアメリカがある...? 今回の選挙結果を見ながらそんなことを考え込んでしまったのでした。
(ちなみにこの結果についてある知人は「民主党が勝ったところは海岸や五大湖など『外(=他の先進国)』に面したところばかり。他の国のことを視野に入れられる所(人)は民主党を選ぶ。逆に共和党を選んでいる所は『内側』で『アメリカ』しか見えていないところ」と断言しました。鋭いと思います。)

投稿者 umemuro : 2004年11月05日 01:49