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2004年08月16日

開会式

オリンピックのテレビ中継は、定時のニュースでやるダイジェスト版を除いてほとんど見ていないのですが、なぜかたまたま開会式はライヴで見てしまいました(途中までだけど)。
開会式を見て印象的だったのは、まずはアトラクション(パフォーマンス?)。一世紀ぶりにオリンピックが「里帰り」したということで「時間を超えて」というのが一つのテーマだったのだと思いますが、ギリシャ神話の時代はもとより、紀元前2000年以上前から現代に至るまでの人類の英知の歩みを自分の国の歴史に重ねて見せてしまうあたり、「西洋文明はこの国に生まれた」という強い自負が滲み出ていて、ギリシャという国の底の深さを改めて印象づけられました。
もう一つは選手入場ですが、アフガニスタンの選手団の入場にひときわ大きな拍手があったこと。この国の現政権もアメリカの息がかかっていないかといえばそんなことはないでしょうが、それでも少なくとも自国民による政権がなんとか軌道に乗って再建を進めている。その国が少なくない人数の選手団を送り出して来た。この事に対する、"world citizens"の暖かい拍手が大変印象的でした。
一方イラクの選手団にも暖かい拍手がありましたが、こちらは私は正直なところ「いま、よくこれだけ選手送ってよこせたな」という気持ちが強く、「確実な再建」よりは「無理してるんじゃないか」という印象が強く残りました。4年後の北京までに、イラク国民による政権が安定し、心からの国の再建のお祝いをこめた拍手で選手団を迎えれられるようになってほしいものです。
坂の途中の樹

投稿者 umemuro : 2004年08月16日 23:48

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