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2004年07月06日

情報の非効率性 (2)

(前回の続き) さて本題。講義室に座っていてもうひとつ気がついた事は、学生諸君がトイレに行くパターン。講師の先生は、説明の中に時折例題を交えて学生に考えさせ、何人かを指名して考えを聞いたりしてくれるんですが、おもしろい事に、説明を聞いている間は一生懸命ノートを取っているのに、この例題の時間になるとトイレに行く人が多いのです。(たまにジュースを買って帰って来るやつもいるけど。)
授業中だから捕まえて理由を聞いてみる訳にもいかないので、自分で理由を考えてみたのですが、まず考えられるのは自分が指されない様に逃げる、という原始的な理由。でも他の人、それも自分より遠くの方の人が既に当たっていてもトイレに行くし、そもそもそんなに難しい問題でもないからこれはちょっと違うかな、と。次に考えられるのは、説明の間はノートを取るのに忙しいけど、例題の間は時間に余裕ができる、という理由。でも例題の間もスライドを使うことに変わりは無いし、一通りスライドを書き写してからトイレに立っているようでも無いので、これも違うんじゃないか。で、最後に行き着いた仮説が、もしかしてトイレに立つ人は、説明をしている間のきれいに抽象化・一般化され、きれいな言葉にまとめられた「知識」を聞く事には重きを置くけど、例題の間は新しい「知識」は来ないからと、それほど重要視していないんじゃないか、ということ。例題になったとたんに席を立つタイミングからも、これが一番もっともらしい様に思えます。でも、もしそうだとしたらこれは深刻な問題なんじゃないか、と私は思うのです。
黄色い花

投稿者 umemuro : 2004年07月06日 08:14