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2004年07月04日

情報の非効率性 (1)

今学期ある授業で、学生と一緒に机に座って講義を聴いています。学外の非常勤講師の先生の講義で、ビジネスの一線で活躍している先生方のお話は大変刺激になります。
と同時に、日頃講義室の前に立って話しているとなかなか見えない事も見えて大変おもしろいです。先週だったか、授業が終わる20分ほど前に来て私の隣の席に座り、20分間必死にノートをとっている私の隣で何もせず下を向いて座っていて、授業が終わると出席簿に名前を書いて帰った学生が居ました。まあ、教員の立場の感情的には単位なんかやるものかと思うし、特にこの授業の場合講師の先生にとても失礼だと思うのですが、あえて違った見方をすれば、金(授業料)だけ払って、対価を要求せずに帰るわけですから、ビジネス的にはこんなにありがたい客はいないという考え方もありかな、と。特にこの授業の場合、卒業後に一般向けのセミナーで同じ話を聴こうと思ったら、本学の半年分の授業料くらいは請求されてもおかしくない話を棒に振っている訳ですから、もちろん損するのは本人。これで授業に文句をつけない(=評価には口を出さない)という良識だけ持っていてくれたら、そういう人はそういう人で放っておいていいのかも。そんなことを考えていたら、今週は終了5分前に来て本当に出席表だけ書いて帰った人も居たので、さらに上手がいるもんだ、とあきれるを通り越して半ば感心してしまいました。(念のため、学生と講師の先生の名誉のために言っておきますが、この授業は熱心に聴く学生は大変熱心に聴いていて、時間中前列で食い入る様に話に聴き入っている人たちも多い事を付け加えておきます。)
夏の日差し

投稿者 umemuro : 2004年07月04日 20:51