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2004年05月26日
研究室について (2)
(前回の続き) 第2に、研究室は創造的なイマジネーションを刺激する場であって欲しいという事。
Donald Norman が最近の著書 Emotional Design の中で指摘している様に、クリエイティブな発想をする環境と、生産的(効率的)な作業をする環境は、違うと思うのです。ものがたくさんあって、雑然としている環境は、Norman によれば緊張感を高め、作業効率を良くするためには有効であるかもしれませんが、創造的な発想には不適切です。
研究活動は、もちろん研究が大詰めになってくれば「力仕事」も必要ですが、なにより初期段階の発想が研究の質を大きく左右します。ですから、私が研究室に望むのは、自由に、新しい発想を生み出す環境、そして創造的なディスカッションをする環境です。そのために、まず研究室はきれいに整頓されている事。ゴミの管理等にはできるだけうるさく口を出しています。次にリラックスできる環境である事。研究室に鉢植えなんぞを置いているのもそのためです。大声を出したり騒がしいのはもってのほか。お金さえあれば研究室のメンバー全員に Bose の Quiet Comfort を配りたいところです。そしてイマジネーションを刺激するものが豊富にある事。そのために、優れたデザインがなされた製品や、映像コンテンツなどに身近に触れられる様にしようと努力しています。
もっとも上記の点は、私自身のオフィスの状況を知る人には「何を自分の事を棚に上げて」と言われるかも知れませんが、まあ私のオフィスは「作業」に適した環境だと言う事で...
投稿者 umemuro : 2004年05月26日 00:55